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マテリアルズインフォマティクス(MI)と計算科学シミュレーションを学ぶセミナーが開催

目次

マテリアルズインフォマティクス(MI)に関連する計算科学シミュレーション技術をテーマとしたオンラインセミナーが、2026年8月7日に開催されます。

主催は株式会社シーエムシー・リサーチで、講師は東北大学金属材料研究所の教授であり、同研究所の計算材料学センター長を務める久保百司氏です。主催者の発表によると、セミナーではマテリアルズインフォマティクス(MI)と計算科学シミュレーションの連携をはじめ、各種計算手法の基礎や材料設計への応用例などが扱われる予定です。

計算科学シミュレーションは、材料に関する計算データを生成し、材料候補の探索や特性予測を支える技術のひとつです。本記事では、マテリアルズインフォマティクス(MI)との関係を踏まえ、セミナーの開催概要と主なプログラムを整理します。

計算科学シミュレーション技術セミナーの開催概要

セミナーは、Zoomを利用したライブ配信形式で実施されます。公表されている開催概要は以下の通りです。

  • 開催日:2026年8月7日(金)
  • 開催時間:10時30分~16時30分
  • 開催形式:Zoomによるライブ配信
  • 講師:久保百司氏
  • 所属:東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター センター長・教授
  • 主催:株式会社シーエムシー・リサーチ

プログラムには講義のほか、質疑応答と個別相談も含まれています。参加費や申込方法、資料の送付条件などは変更される可能性があるため、最新情報は主催者の案内で確認が必要です。

マテリアルズインフォマティクスと計算科学シミュレーションの関係

マテリアルズインフォマティクス(MI)は、材料に関する実験データや計算データに、機械学習をはじめとするデータ科学・情報科学の手法を組み合わせ、材料の特性予測や候補探索に活用する取り組みです。

材料開発で扱われるデータは、実験によって得られるものだけではありません。使用する計算手法やモデルに応じて、原子・分子レベルの挙動や材料特性に関するシミュレーションデータを生成する方法もあります。

実験データと計算データを組み合わせることで、材料候補の絞り込みや、次に実施する実験の検討に利用できる可能性があります。計算科学シミュレーションは、マテリアルズインフォマティクス(MI)で扱うデータを補う手段のひとつです。

計算手法の基礎から材料設計への応用までを扱う

公表されたプログラムでは、企業における計算科学シミュレーションの意義や活用方法に加え、マテリアルズインフォマティクス(MI)と連携した高速スクリーニング、特許戦略、産学連携などが取り上げられます。

計算手法に関する内容としては、ニューラルネットワーク、分子力学法、分子動力学法、モンテカルロ法、量子化学、量子分子動力学法が挙げられています。各手法の基礎や特徴に加え、応用できる分野と適用限界も解説される予定です。

計算手法によって、対象とする現象や扱える時間・空間のスケールは異なります。材料開発へ計算科学を取り入れる際には、解析したい現象や目的に合わせて手法を選ぶ必要があります。

半導体や電池、高分子材料などの応用例も紹介

材料設計への応用に関するプログラムでは、トライボロジー、化学機械研磨、材料合成、精密加工、エレクトロニクス・半導体などの分野が取り上げられます。

リチウムイオン二次電池、燃料電池、太陽電池、鉄鋼材料の応力腐食割れ、摩耗・劣化現象、高分子材料も対象に含まれています。

計算科学シミュレーションは、材料組成の探索だけでなく、加工プロセスや材料内部で起こる現象、使用に伴う劣化などの解析にも利用されています。今回のセミナーでは、複数の材料分野を対象にした活用例が紹介される予定です。

マルチフィジックス計算科学などの技術動向も解説

セミナーの後半では、複数の物理現象を組み合わせて解析するマルチフィジックス計算科学や、異なる時間・空間スケールをつなぐマルチスケール計算科学が取り上げられます。

このほか、ニューラルネットワーク分子動力学法や、スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムについても解説される予定です。

これらは、材料を単一の現象やスケールだけで捉えるのではなく、複数の条件を組み合わせて解析するための技術です。マテリアルズインフォマティクス(MI)に利用する計算データの生成方法を考えるうえでも、関連する技術領域といえます。

企業の材料研究開発に関わる技術者を主な対象とする

主催者の発表では、今回のセミナーは、マテリアルズインフォマティクス(MI)と計算科学シミュレーションを組み合わせた材料開発を検討する企業の研究者や技術者を主な対象としています。

実験を中心とした材料開発に計算による予測を取り入れる方法や、企業での計算科学シミュレーションの活用例などがプログラムに含まれています。

マテリアルズインフォマティクス(MI)の活用では、解析手法の選定に加え、分析に使用するデータをどのように確保するかも検討事項となります。実験データに加えてシミュレーションデータを利用することは、材料開発に必要なデータを補う選択肢のひとつです。

今回のセミナーでは、計算科学シミュレーションの基礎から材料設計への応用、マテリアルズインフォマティクス(MI)との連携までが扱われます。申込方法や参加条件などの詳細は、主催者が公開している案内で確認できます。

参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003046.000012580.html)

参照元:MatDaCs(https://mat-dacs.dxmt.mext.go.jp/about)

参照元:東北大学金属材料研究所(https://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/about/divisions-and-centers/collaboration/06.html)

参照元:東北大学 久保研究室(https://www.simulation.imr.tohoku.ac.jp/kubo.html)

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